事業案内 BUSINESS

測量-Surveying-

航空測量

 

  • 航空写真測量
  • セスナ撮影
  • ヘリコプター撮影
  • 無人航空機(UAV)
空中撮影と映像解析

大規模災害・堤防、高規格道路の広範囲にわたる全容把握、ダム・橋梁・のり面の維持管理・・・
用途は多種多様に渡る空中撮影ですが、当社では、4K解像度のカメラ(フルHD1920×1080解像度→2Kの2倍)を搭載し、写真・動画をぶれることなく高解像度で撮影可能なシステムを研究開発しております。

撮影した静止画・動画は主に公共事業のプレゼンテーション、事業進捗の記録、または公共施設・社会インフラの維持補修管理のための記録・調査などへ利用されます。

近年のデジタル技術・通信技術・材料加工技術により、被写体との距離は自由自在になりました。
近接撮影も可能ですので、従来の航空機を使った大がかりな資料よりも高品質な資料を安価に提供することが可能になっています。

撮影は用途に合わせてレンズを選択し、地上でリアルタイムにカメラ画像をモニタしながら撮影します。
アングルは自在で高精度に行うことが可能なため、橋梁・ダム・のり面観察に高所作業やロープアクセスを
極力減らすことが可能になります。

■ 撮影時の状況を動画で紹介

※再生時に音声が流れます。ご覧になる周囲の環境に合わせて、音量設定にご注意ください。
動画画面下部で調整できます。

映像解析の出力

撮影した画像は3D化、オルソ化編集を行い、写真測量・地形解析に利用します。
対空標識を設置することにより、誤差を正確な情報に補正し、高精度を実現しています。

用途は様々にありますが、例えば空中撮影により得られた膨大な写真データを用いて以下のような利用が考えられます。

  • 災害時の地すべり斜面を迅速に3Dモデリングし、情報収集、土量計算を精度よく遅延なく行う。
  • のり面やダム壁の経時変化を定期的に観測し、3D資料として保有しておく。
  • 堤防や橋脚の状況、あるいは遺跡の形状を3D資料として様々に分析する。
  • 形状が不規則な土質試料、岩塊に対し、精確に容積を量り湿潤密度を精度良く計算する。
  • 試験前後供試体、またはせん断面の詳細資料を数値データとして保存し、試験結果と試料の関連性を研究する。

出力例は以下のページよりご確認頂けます。

オルソ補正と3Dモデル化について

ドローンによる空撮事例【静止画サンプル】
■ 建設中の有明海沿岸道路 芦刈IC(2013年8月頃)

■ マルチローターヘリコプターが飛行中に撮影した写真

オルソ補正と3Dモデル化について

UAVや地上型レーザースキャナーを活用した3次元計測に対応しています。
3次元の計測により、現場の調査・計画~設計~施工~維持管理の各段階において可視化、最適化、効率化が
期待できます。また、『ICTの全面的な活用』をトータルでサポートいたします。
(起工測量、設計データ作成、出来形管理に対応)

  • 3次元点群測量
  • 3次元設計データの作成
  • 土量計算
  • オルソから平面図の作成
3Dモデル化による画像解析

当社では、空中撮影のみにとどまらず、空撮画像を3Dモデル化し、次へ活かすことに取り組んでいます。
空撮画像をオルソ画像に補正し、多様に使えるデータへ変換する技術開発に努めております。

■ 3D化・図化データのサンプル

空中撮影からオルソ補正後3D化・図化した資料のサンプルをご覧下さい。
(タップして頂くと拡大して見ることが出来ます。)

●陸前高田 造成地の状況

●佐賀市某所の遺構状況

●筑紫野 宅地造成前の状況

●某一級河川の河床材料状況

●某主要地方道の法面状況(法面には亀裂など追加情報を書込むことができます)

■ 3D化のサンプル

某ダムの業務で行った岩盤不連続面の一面せん断試験で、せん断試験面を3D化したサンプル。
(タップして頂くと拡大して見ることが出来ます。)

試験前後の供試体状況全てを詳細に数値データ化していますので、任意のせん断面状況をいかなる方向からでも得ることが可能です。せん断面形状図は任意の位置で簡単に作成できます。