事業案内 BUSINESS

地質調査・地盤解析-Geological Survey & Geotechnical Analysis-

地盤改良における調査・品質管理

  • チェックボーリング
  • 一軸圧縮試験、割裂引張試験
    ・ボーリングコア
    ・モールドコア
  • 針貫入試験
軟弱地盤の深層 混合改良

佐賀県では、軟弱地盤である佐賀平野・白石平野に重量構造物を築造するため、地盤改良業務が非常に多くあります。
当社では、粉体・スラリー改良材を軟弱地盤と攪拌混合して地盤改良を行う際の、一連の品質管理業務を行っております。
全技術者が試料採取や土質試験を行っておりますので、常に土を触ってきた経験を有しております。
20年以上続けてきた地盤改良の品質管理実績から、精度の高い試験を行って改良工管理をご提案いたします。
また、当社では着底基礎・浮き基礎・土留め改良体壁等、改良体の設計も行っております。
設計と現場、土質試験、様々な経験と視点から改良率・改良強度の妥当性など、設計照査も実施しております。

■ 深層混合に関する調査内容

下記1~8の項目を総括して、報告書を提出いたします。

  1. 改良対象土の性状と必要改良強度から配合量を想定。
  2. 試料採取。(ボーリングによるコアサンプリング)
  3. 採取試料の室内土質試験。(密度・含水比の把握)
  4. 室内配合試験。
  5. 室内配合試験で作成した供試体の一軸圧縮試験。
  6. セメント系添加材使用の際は六価クロムの計測。
  7. 現場に打設された杭に対しチェックボーリングを行って、改良体の出来型を確認。
  8. チェックボーリングで採取したコアに対し一軸圧縮試験を行って、改良体が所定の強度を有するか確認
チェックボーリング

改良杭を打設した、地盤改良施工後の地盤に対して、チェックボーリングを行っています。
採取コアは、自社で丁寧な写真撮影の後、カットして供試体を作成し、一軸圧縮試験で目標強度を有しているか確認します。
ご要望があれば、採取した改良土コアに対して針貫入試験も実施しております。

チェックボーリングで採取した改良体コア
■ チェックボーリングコアの一軸圧縮試験
軟弱地盤の浅層 混合改良

構造物の規模・目的によっては、深層混合改良ほどの規模を要しない場合があります。 工事用仮設道路、小規模なL型擁壁基礎など、上部工荷重を支持できる深度まで粉体による浅層混合改良を行いますが、 浅層混合改良の施工においても、一連の品質管理業務を行っています。 深層混合改良と同じく、精度の高い試験、業務遂行を心がけております。 当社では、浅層改良体の設計も行っています。 現場の状況、改良対象土の性状を見た上で、改良層厚・改良強度をご提案可能です。

■ 浅層混合に関する調査内容

下記1~8の項目を総括して、報告書を提出いたします。

  1. 改良対象土の性状と必要改良強度から配合量を想定。
  2. 試料採取。(人力・またはユンボにより採取)
  3. 採取試料の室内土質試験。(密度・含水比の把握)
  4. 室内配合試験。
  5. 室内配合試験で作成した供試体の一軸圧縮試験。
  6. セメント系添加材使用の際は六価クロムの計測。
  7. 現場で配合攪拌された試料を用いて、強度確認用供試体の作成。
  8. 上記供試体に対し一軸圧縮試験を行って、改良体が所定の強度を有するか確認。
浅層改良後の強度確認用供試体作成状況。

発生土改良における品質管理

建設発生土を盛土材として再利用するために

現場で発生した軟弱土を盛土として転用する際の配合試験・品質管理を行っています。
粉体の生石灰・セメント系固化材を添加することで、施工性の目安であるqc≧500kN/㎡を得られる改良を行います。
また、盛土材として締固めの程度を判断するために、試験盛土(現場密度試験・締固め試験)を行います。
当社では、発生土に応じた改良・品質管理のご提案をさせていただいております。

地盤改良における設計

  • 土木構造物の基礎地盤
  • 建築物の基礎地盤
  • 仮設構造物及び土留め壁

[1]~[4] GIコラム技術委員会カタログGIコラム研究会より引用